図書館保管庫
□調べるのに喧嘩は必要ですか？
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調べるのに喧嘩は必要ですか？
現在、青騎士を倒してるアクロ達ですが、一先ず休憩と、ウﾞルーの屋敷にいます。
「スバルさーん！『月刊アーティスト特集』って雑誌ありませんか？」
デコがどういう理由で探してるか分かんねーけど、どう考えてもこの家には・・・
「アーティスト嫌いのオレがそんな本持ってる訳が無いだろ。」
・・な。自分の親父であるウ゛ルーさえ嫌いな奴がそんな本持ってる訳が無いだろ。あれ？だったら何でデコは・・・
「デコ、本当に何でそんな本探してんだ？」
まさか青騎士に入ろうとしてんじゃ・・・
「今・・ボク達はアート協会から追われる身になってますよね？」
・・・確かにデコを巻き込んでたかもしれないな。
「きっとあいつらは、これからもアクロさんを捕獲しようと攻撃してくるはずです。だから・・・あいつらの技巧（スキル）がアート協会から出版された本に載ってないかな・・・と思って探してたんです。」
・・・そういう事か。オレも、もっと技巧（スキル）の技量を上げないと・・・。
「その本なら１番右の本棚の上から２番目の列にホコリをかぶって並んでま・・・ん？坊ちゃん、これ、最近読まれましたか？ホコリが叩かれてますが・・」
ピクルスも、こんな奴の世話役って大変なんだろうな。
「え？何？お前、この本読んだの？ハハハハハ」
「あ・・アクロさん笑いすぎ。ピクルスさん、その本貸してくれませんか？アート協会の奴らの技巧（スキル）を調べるつもりだったので。」
「バカ面、お前、もう一回死んで来い！！」
「誰が死ぬか！バーカ！”粘土細工師（クレイ・ワーカー）”！」
「ちょ、屋敷が壊れるから止めてください！」
完