Starry☆Sky


「書記〜、俺仕事頑張ったからご褒美ちょうだい」
「え、ご褒美?私、今何もあげるもの持ってないよ?」
「うぬ、そこは心配ご無用なのだぬーん!書記に頭なでなでしてほしいのだ」
「それでいいの?」
「うぬ!」
「わかった」
月子が翼の頭をいつものように優しく撫でる。

「翼って先輩に頭撫でて貰うの好きだよね。そうゆうところ、お子さまだよな」
その様子を近くで見ていた梓が口を挟む。

「ぬう。梓、もしかして羨ましいのか?」

「はあ?ばっかじゃないの。僕は羨ましいなんて一言も……ってなんで、僕の頭をなでなでしはじめるんだよ!」

「ぬ?だって羨ましいんだろ?書記の頭なでなでは俺のご褒美だから梓には俺からなでなでするのだ〜!」

「だから、やめろよ。翼」

「ぬ〜、よし!決めた」
そういうと生徒会室を出ていった。


「行っちゃった……。翼君大丈夫かなぁ?」
「先輩が心配することありませんよ。そのうち飽きて帰ってくるか不知火先輩や青空先輩に捕まって戻ってきますよ」


―――……

「突撃、頭なでなでなのだ〜!ってなわけで、チビ先生の頭なでなで〜」
翼が直獅の頭をなでなでしていた手を直獅が思い切り払う
「なんでオレなんだよ!?」
「ぬぬーん。だってチビ先生がちっちゃいから」
「答えになってなーい!そしてチビチビ言うな!天羽がでかすぎるだっ」



「続いては、ぬいぬいなのだ〜!オヤジの頭をなでなで」
「だれが、オヤジだと〜?つーばーさー?そういうお前はこうしてやる!」
「ぬー、ぐりぐり禁止なのだー!書記〜、そらそらー!ぬいぬいが虐待してくるのだー!」

「会長、翼くーん?」
「ぬわ、そらそらが黒い……。てか、黒板キーキーは嫌なのだああ〜っ」






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