歌詞

□名を持つレムナント
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朝は 突然やってきて
僕とあのコを 引き裂いた
引き換えに残った 小さな命は
初めて 光を浴びた




あのコの笑顔 眩しくて
大好きだった
面影を持たない君は
少しも 笑わないけど


こうなることを 望んだの?
僕に 託したの?
あのコの最期の言葉
産声に 紛れた


失ったものが 多すぎて
手に入れたものが 分からないんだ
ねぇ どうしたらいいの?


朝は 毎日やってきて
あのコの跡を 薄めていく
変わりに 色濃く残るのは
腕に抱いた 君だけ





時間は 君を大人にし
僕を 取り残す
置いてけぼりでも 構わない
あのコと いさせて


あのコの生を 継ぎながら
どうして 君はあのコじゃない?
あのコは どこに行ったの?


闇が あのコを連れていき
僕は 未だ彷徨い歩く
無言で見つめる 君の目は
不意に あのコを 思わせた




あぁ、そうか
君はあのコに 生かされた「君」
生を捧げて あのコが守った
僕らの キズナなんだ



朝は 突然やってきて
全てを 過去へ消していく
あのコすら 今では 遠いけど

大丈夫 僕には君がいるから

ここから 始める 君との命











→after write.....
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