歌詞

□リバーブ ―reverb―
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10月の風が 頬を掠めた
秋は貴方の匂い
手放したくなくて 忘れたくなくて
視線すら反らせぬまま


耳を傾け、目をつむって
もう1度だけ、と
モノクロの街が 月を沈めても
貴方には 会えない


この思いすら 愛情と云うのならば
懺悔と無念と誄(ルイ)に溺れて
平和など 生まれやしない

「必要なのは貴方だけ……」



恋と愛とを 繰り返しても
あの頃の音は 取り返せない
残された僕を 灰色に染めて
響け 貴方の reverb...





遠い空の下 遥か彼方へ
今はどうしているの
消えるのが嫌で 傷を残したら
そこから 崩れそうで


落ちた手の平 追いかけても掴めず
温度も風雅も声も失くして
貴方から 離れてゆく

「なぁ、どうして……」



恋と愛とを 紡ぎ合っても
あの時の思い 戻りはしない
新たな気持は ノイズで隠して
響け 僕から resonance...





夢の中 貴方はあの時のまま
凛と風を唄う
生まれたwaveは秋空を翔け
永遠を示す

「そうか、あれは貴方の……」



恋と愛とを 繰り返しても
貴方への思いは もう生まれない
誰も触れるな 僕だけのscarへ
響け 貴方の reverb...

決して 断たせやしない
僕を 突き動かしてくれ...








→after write...
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