MARIA

□スカート丈
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・・・・・・・。





たまの休日

昼間に起きれば

姉の生足




字余り・・・



じゃなくてっっっ!!!





俺は何変態めいたことを句にしてるんだ











「祐巳・・・そのスカートさぁ」








「あ、気づいたっ??この前買ったスカート!なかなか可愛いでしょう!」




祐巳はベビーピンクの色をしたチェックプリーツのミニスカートを着ていた。









「あーうん、可愛い可愛い」







「・・・なによぉ、その言い方。
興味ないこと聞いてごめんなさいねー。」








(・・・興味無いわけがない、むしろアリだ。
普段長いプリーツスカートの制服を着ている祐巳がミニスカートを着るのって久しぶりだし・・・・。
か・・可愛いと思うっていうか・・・。)








「祐麒、どうしたの?宿題分からないところでもあったの?」







「いや・・・なんでもない。」





花寺はテスト期間であることを思い出して、ミニスカートへの喜びもつかの間
一気に現実に引き戻される。


昨日も深夜まで勉強していたため、やっとこの時間帯に体をおこした。







「いいよなー、リリアンは昨日テスト終わったんだもんな。」







「花寺だってもうすぐ終わるんでしょ?」




「はぁ、そーだけどさー」




「どうしてもって言うなら、この優しいお姉さまが教えてあげようか?」




「そーそー優しい姉ちゃんが・・・・っえ?」





いたずらっぽく笑う祐巳






「ホントに?俺に勉強教えてくれんの?」








「て言っても、オール平均点姉弟の姉がおしえられることってすくないけどね。」








「大丈夫!教えてください祐巳さま!!」






「なんか祐巳さまって本当に後輩みたい。」



そう言って祐巳は笑う。







結局はミニスカートでもそうじゃなくても、祐巳と一緒にいれれば
幸せな俺。

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