ミヤ

□この声が消える日まで
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温かな日差しが差し込む窓辺は、
2人と一匹の特等席。


今日は、あなたはオフだから
あなたの弾くアコギに合わせて
2人で寄り添いながら
歌うこの瞬間が好き。



ミ「ほんと、この曲が好きなんだな」

『うーん、何か好きなんだよね』



2人で微笑みあって、この幸せを噛みしめたそんな昼下がり。





そんな幸せは、長く続かなかった。









『ミ、ミ、ミヤくん…』

ミ「話すの辛いんなら、話すな」






そう、私は病に侵された。
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