Free Title

□フリーな+α 長文ver
2ページ/16ページ


1-10
果てしなく遠い 昔に彼は生まれた
それは 何物にも穢されない 存在
始まりはとても小さい 欠片だった
それは時の流れとともにまるで 終わりを知らない かのように広がった
その姿は 永遠に繰り返す輪廻 にも似ていて
そして 時を止めて いるかのようにも感じて
残酷な色 にも見えたけど
総てを包み込む かのような優しさと
無償の哀しみ が湧き上がった


いつかまた 君に繋がる ために僕は唄うよ



11-20
母なる存在 と詠われた場所
皆同じとこから生まれた 仲間なんだ
慈しみを 与えられて育ち
夜明けと共に 僕らは今
そこから旅立つ のだ
雄大で壮大 なこの世界を廻るために
今ここで 離れてもいつの日か 逢えると信じて
最初で最後の この時
やがて僕らを 終わりの次 が迎える


お還りなさい この場所へ




次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ