Free Title

□フリーな+α 長文ver
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201-210
運命に引き寄せられて 二人は出逢った
誰にも 視えなかった存在 を少女は見つけた
もう大丈夫 独りじゃないよと少女は笑う
月が優しく照らすように 溶け込んでいく
それは 神を救う 光
永遠のかくれんぼ が終わりを告げた
ずっと 涙を忘れていた ようだった
永い時を生きていて 初めての安らぎ
ここにいる 確かに存在しているんだ


花びら が風に散り舞い踊っていく



211-220
彼は 虚無から生まれた 最初の存在
右手は 世界を創る
左手は 景色を彩る
両手で 創って壊す
神との干渉は 絶対の禁忌
故に 誰も知らない 存在だったのだ
世界を創ったのは私 だというのに....
世界は全て 鏡の向こう側 にあるのと同じ
見えていても 認識できない認識されない


何故私は生まれたのだろう こんなにも苦しいのならいっその事...




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