幻想遊戯譚

★あらすじ★

この世界には大きく分けて生物が2種類いる。
「殺されるもの」、「殺すもの」
人間というものはそのうち大部分で「殺すもの」に分類され
植物や小動物は消費される「殺されるもの」に分類される。
しかし、人間を「殺すもの」がその世界には存在した。
「亜人種、魔族」である。
それがいつ生まれたのかは最早、太古のこと・・・。
魔族は人間よりも遥かに長命にして身体能力も高く知恵があった。
なれど、姿形は限りなく人間に近い。
しかし、両の耳は鋭く、長い。
魔族は少数であったが、それらが集まり一つの国となした

「魔族による一大帝国」・・・魔国

元々自然界で猛威を振るっていた怪物――モンスターを従え
抜きん出た技術力で銃火器を製造した。
度々、人間の国家と戦争になり、現存の三国以外を壊滅にまで追い込んだ。

残った三国はそれを畏怖し、ひとつの結論に達する…――ひとつの刺客を各国で選抜し、魔国の王を暗殺しようと。

・商業国家 シンフォニア
・軍事国家 セレス
・宗教国家 エスクード
魔王を駆逐する「勇者」という暗殺者が生まれた。

あるとき、ようやく人間たちの努力が実り、12代魔王を討ち果たしたとき
魔国は事実上の無力と化し、三国の人間国家から武力の解除を要求され魔国は容認
世界は平和になりました。

――了

というわけもなく。
勝手に時は流れ………15年
ついに13代目の魔王が即位、再び武力を集結し始めた。
そんな中、シンフォニアでは一人の子供が生まれた。
代々の勇者の家系の第2子――レイル
兄はレイルが5歳の誕生日に勇者として出立した。
13代目の魔王が倒れ
それから10年余り
レイルは勇者として14代魔王の抹殺の任務が降りた。

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