黒執事

□Afternoonteaのあとに
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命令をすれば、何でも言うことを聞く。
だからこそ、怖くなる。
あいつは僕を本当に必要としているのだろうか。


Afternoonteaのあとに


「セバスチャン、紅茶が飲みたい」
「かしこまりました、今すぐ」
厭味なほど整った顔立ちとスタイルの黒ずくめの男が一礼して立ち去る。
僕はそっと溜息をついた。
あいつがこの屋敷に来てからというもの、僕は少々おかしいようだ。
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