NOVEL

□神なんて…/D18
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昔、神は二人の人間をつくりだした。

二人の人間は幸せに暮らしていたがある日、神に食べてはならないと言われた知恵の実を……食べてしまった。

神は怒り二人を楽園から追放し…人は地上に落とされた。





神なんて…
















「Σ恭弥ぁぁぁぁツ!!!」


「ワオ、五月蝿いよディーノ。なんなの」


「林檎は食べちゃいけねぇんだよツ。今すぐ捨てなきゃ恭弥ツΣ」




今の時間は丁度昼ご飯の時間。草壁が持ってきた林檎を食べようとしたらこのへなちょこが邪魔しに来たってわけだ。なんなのあなた?




「僕が林檎をどうしようと勝手でしょ。」


「神に追放させられちまうぜツ」






あぁ…また変なことに影響させられちゃって。やっぱりへなちょこディーノだね。


「あなた…馬鹿?」


「Σなぁツ!!///」


「僕が神様なんて信じると思うの?僕は誰にも縛られない。」


「でもよーツ……」


「五月蝿いっ」


「いてツ!」





ディーノの金髪の頭にえものを叩きつける。
勿論ディーノは直撃を避けたがえものが当たった所を涙目になりながらさする。

この人は僕より大人なせに僕よりも子供っぽい所がある。

でも…急に大人びた表情になったりする。そんなディーノに僕は何故か惹かれるものがある。






「ディーノ……」


「ん?なんだよ恭弥。」






僕はディーノのさらさらの金髪を目の前まで引っ張り






「僕は神様なんかよりあなたを信じてるんだから…そんな名神はいらないよ。」


「……きょ…///」


「だからねディーノ…」













神様に追放されたなら二人で一緒にどこまでも墜ちてしまえばいい。


あなたとなら神に背くことも恐くない。


だから二人で………

















愛しいあなた…





どこまでも墜ちていく堕天使の如く。












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