土沖novel

□FOR YOU
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「オイ‥総悟?今仕事中!」

叫ぶ俺に俺にお構いなしに走りだし
「黙ってついて来て下せぇ」

5分ほどたったその時
暗闇が一瞬の内に眩い
光に包まれる。

「土方さん見て下せぇ。キレイですねぃ?」

そこにはキラキラ輝く
クリスマスツリーがライトアップされている。

「お前これを見せる為に来たのか?」

「merryXmas!」
俺の首筋に雪のように
真っ白なマフラーが巻かれた。

「お前の手作りか?
ありがとう」

「下手ですけどねィ」

素直じゃない君からの
Xmaspresent。
帰りにケーキでも買ってやろう。

幸せな気持ちでいつまでも2人イルミネーションの道を歩いた。

寒そうに歩くアイツに手を差し出すといつになく素直に繋ぎ返した。

こんな見回りも悪くない
merryXmas
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