土沖novel
□STAY WITH ME
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最近の総悟はよそよそしい。
以前は休みの日には必ず
俺の側にいたのに。
それが今は‥
「山崎、総悟知らねぇ?」
「隊長ならもう出掛けましたよ?」
こんな早くに何処に行きやがったとイライラ
しながら書類を片付けていると煙草の山だけが増え続けた。
脳裏に浮かぶのは‥
アイツの笑顔。
気がつくといつの間にか眠ってしまった。
ふと目を開けると隣には総悟が居た。
寝ぼけ眼で引き寄せると「良く眠れやした?疲れてたみたいだから邪魔
しないようにねぃ」
ああ‥そういう事か。
フワリ髪を撫でると
天使のように微笑む
総悟にありったけの愛を込めて
STAY WITH ME