土沖novel

□SUGAR DOLL
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幼い時から一緒で俺に
甘えていたのに‥
何時からかアイツは俺を避けるようになった。

「おいで総悟」
小さな体を抱き寄せると「嫌でさァ」
不機嫌な総悟。
俺以外の奴には笑って
いるのに。

総悟と口を聞かなくなって2週間が過ぎたある日 総悟は土方の部屋にいた。
無造作に脱ぎ捨てた隊服に顔を埋め眠っている。土方はそんな総悟に触れようとしたその時
「煙草吸いすぎでさァ」寝言に驚いた土方はある事を思い出した。
「俺の何が気にいらない?」
余りに無視する態度に腹を立て怒鳴りつけた。
あの時のアイツの言葉。
「煙草の吸いすぎで死ね!土方」

俺を心配して言ったのか‥

土方は総悟の蜂蜜色の
髪に口づけ部屋を後に
した。
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