07/15の日記

19:12
松ばあの研究
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研究で得た結果は、世の中に発表すべきだ。
それが成功であれ、失敗であれ、そこからは何か得られるものがあるはずである。
誰が言ったか知らないが、松ばあもそう思っている。
なので、日頃の自分の研究の結果を店頭で発表している。
「成功」も「失敗」も、である。
松ばあは、つてや通販で全国各地から、いろいろな特産物をとりよせている。
その特産物を試行錯誤し、パンとのマッチングをはかるのである。

この日松ばあのところに届いたのは、愛媛のみかんに宮城ね長なす漬けである。
まずはみかんを手にとった松ばあは、このみかんのジューシーさを生かしたいと思った。パンの中にみかんが沢山つまっており、一口がぶりとかみつくと、中からたっぷり果汁をしたたえたみかんのおでまし。そんなパンをつくろうと思いついた。
まずは、みかんをそのままパンに入れてみる。
だめである。
みかんね果汁で、パンがふにゃふにゃになってしまった。これではあまりにも失敗だ。
そこでパンの中に空洞をつくり、その空洞の内側を砂糖を溶かしたもので塗り固めてみることにした。
素晴らしい。
これぞ松ばあのパン。
年の功の勝利である。
みかんよ、してやったり。
味も、みかんのすっぱさに砂糖の甘さがちょうどよい。
『愛媛みかんパン』。
さっそく明日から、店頭にお目見えである。

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18:56
新 日暮里
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ニュー大阪のとなりの店。松代の妹のきぬゑが経営している。
店では駄菓子を売っており、子ども達が毎日こぞって買いにやってくるが、きぬゑは「ここはガキのくるとこじゃない!うちはブティックだよ!」と言っている。

多少時代遅れのワンピース数枚と、ハイヒール3足、サンダル、うわばき、が店の片すみに置いてあり、それのことを言っているのだ。
元はブティックとして始めた店だが、一緒に置いてみた駄菓子のほうが売れ行きがよく、駄菓子メインの店になってしまったらしい。

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18:45
ニュー大阪
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パン屋『ニュー大阪』
店主:松代

各都道府県の特産物パンを売っている。
●青森→りんごパン
●秋田→米パン など。
その他に、
●揚げパン
●あんパン
●しろあんパン
を売っている。

味に大きなアタリ・ハズレの差がある。それがこの店の醍醐味だ。
時々、中身の特産物をかえて、新商品として売り出される。

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