夢小説
□おはようの一言で
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「おはよーございますっ、十代目っ!」
「おはよう!獄寺くん、山本っ」
「よー!ツナ、獄寺〜」
「なっ…また野球バカかよ…。」
毎朝のことだが、ツナにだけ挨拶するとは…いい度胸してんのな、獄寺。
俺は…
俺はこんなにお前のこと、好きなのになぁ…。
俺はさ、男なのに、男を好きになっちまったんだ。
獄寺…
…ただの友達だった。
だけどさ、あいつ見てると、可愛いなーって思うようになってきて。
たまに顔赤くしたり、
たまにちょっとだけ笑ったり。
怒った顔とか、照れてる顔とか。
時々髪結ってるときとか、耳に髪かけてるときとか…。
…変だよな、俺。
こんなんだから嫌われちまうんだ。
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