湖南学園

□素直に一言
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いつものように授業を受けていると、アイツが前に来た。


先生に体調が悪いからと笑顔で言い保健室に行きたいという。


たぶん、というか絶対サボりだろうというのが見て分かる。


そして、アイツが俺の顔を見た。

目が合う。


アイツは眉間にシワを寄せ顔を近付けた。


翔『Σ・・・・なんだよ。キメェな』


俺がそう言うと、アイツは俺の腕を引っ張る。

俺の視界は逆向きになった。
目線はアイツのデカイ背中。


なにがなんだかよく分からないまま、俺は呆然としていた。


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