雪比良隊員の秘密日記
□続・可愛い誘い
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「……っ…、ぅんっ……んぁっ…も…ヤメっ」
立ったままの体勢で、熱く深い口づけを受け入れていた一護は、身体中から力が抜けてしまい、段々と立っているのが辛くなってくるとその合間に、降参の意を告げる。
「…ウル…っ!は…ぁ…、頼むっ……から…」
息も絶え絶えの恋人の様子に、それでもまだ足りないと言わんばかりに、ウルキオラは舌を絡ませその唇に吸い付く。
一護が飲み込みきれなかった唾液が、口端から溢れ落ちるのも全て舌ですくい取り、再び口腔内へと戻す。
キスもそれ以上のこともウルキオラによって教えられた一護は、性的なことには不慣れで、されるがままになってしまう。
結局最終的に、一護の膝がガクンっと崩れ落ち、完全に弛緩するまでの間中ずっと、ウルキオラによる口内蹂躙は続けられた。
「…つっ!…んぅ…、は……ばっか…やろ……」
「…すまない、でもお前が悪い」
必死にしがみついてくる、立っていられなくなった恋人の腰をしっかりと抱き寄せ腕の中に収めると、文句を言う一護にウルキオラは反論する。
「っんだよ…っ!それ」
何故自分のせいにされなければいけないのか解らない一護は唇を尖らせる。その仕草は、普段いつもどこかしら大人びた表情を見せている一護にしては珍しい、15歳の少年がするに相応しい歳相応の仕草だった。